THEME シャキーン!刀を抜刀する効果音の作り方

金属板を擦って響かせる!

時代劇やサムライがモチーフとされた作品では、日本刀を抜刀するシーンで「シャキーン!」という効果音がよく使われます。あの効果音は実際に刀を抜いて鳴っている音ではなく、効果的な演出のための創られた効果音です。

ポイントは金属同士の摩擦音です!金属同士を摩擦させ金属余韻をしっかり出すことで表現しましょう。

金属板と長めのドライバーを用意する

用意する素材は、長めのドライバーと金属プレートです。(2つともホームセンターなどで購入できます)
ドライバーの棒部分をしっかり金属プレートの面に当て、イメージにあわせて擦らせます。速い抜刀であれば勢いよく擦らせ、ゆっくりした抜刀であればジワジワとドライバーを擦らせます。ただし、金属余韻を得るため最後はしっかり振りぬきましょう。

 

金属プレートは持ち方によって余韻のニュアンスを変えることが出来ます。響かせたくない場合は、手のひら全体を使って握り、残響を抑えます。逆に響かせたい場合は人差し指と親指でつまむ感じで持ち、なるべく余韻を殺さないようにすると良いでしょう。

『ドライバーと金属板を擦った音

バイスプライヤーで"柄を握る音"を表現

次に、刀を握る効果音を作ります。抜刀するにはまず刀の柄を握る動作が必要なので、「チャキッ」という刀独特の音を入れることでより"刀らしさ"を表現することができます。柄を握る音を表現するにはバイスプライヤーを使います。携帯からの撮影なので少々聞きづらいですが、下記の動画を見てください。刀の「チャキッ」としたニュアンスに近い音が確認できるはずです。

二つの音を合成する

最後に二つの音を合成して完成です!バイスプライヤーの音を最初に鳴らし、そのあと金属音の摩擦音を鳴らして刀の抜刀音を表現します。

『刀の抜刀音完成!

_20191210_111645_edited.jpg

効果音メモ

金属同士を擦らせることで抜刀音を作っていくのですが、『剣』になるとまた素材は変わってきます。刀と剣ではイメージさせる音の表現が違うからです。剣の場合、太く重たい雰囲気を出すと良い結果が出やすいのでフライパンを使ったり、スコップ、シャベルなどを使います。用途によって素材も変えていくとイメージが変わるので是非試してみてくださいね!!(^^)

OGAWA SOUND:小川

今回の記事はいかがたっだでしょうか?効果音について少しでもご興味や関心を頂ければ大変嬉しく思います。また、OGAWA SOUNDでは効果音に関する情報をメールマガジンにてお届けしています。もし「効果音情報メールマガジン」を初めて知ったという方はよければご登録にご参加ください。

「わかりやすさ」「シンプル」「おもしろい」をモットーに書いた記事の更新通知や、効果音の素材集などの情報をメールにてお知らせさせて頂きます。それでは次回の「効果音の作り方記事」もお楽しみに!

刀効果音素材集 KATANA

■特徴

 

  • 斬撃・抜刀・納刀・鍔鳴りなどあらゆる刀の音素材を収録

  • 『SOUND RECIPE』と呼ばれる、解説書を収録

  • プラモデル感覚で効果音を組み立てることが可能

  • ファイル数:全230ファイル

  • wav,mp3,oggの3形式を全ファイル収録

  • プロ仕様として、制作環境そのままの96kHz 32bit float wave形式も収録

  • 商用利用可

  • 著作権使用料フリー