HOW TO MAKE SOUND EFFECTS
効果音を探すのをやめ、
あなた自身で効果音を作ってみませんか?
録音時のハンドリングノイズを軽減!その方法とは?
ハンディレコーダーは本体そのものを手にもって構えるため、録音するときにキュッ!グリっ!というハンドリングノイズが混じってしまうことが多々あります。このノイズを軽減するための簡単な対策方法をご紹介します。
マイククリップアダプタとスポンジがポイント
用意するものは2点。マイククリップアダプタとスポンジです。マイククリップアダプタはハンディレコーダーのネジ穴に差し込んで、グリップすることができるものです。まず、これを使うことで本体そのものと接触せずに済みます。
次に、スポンジです。マイククリップアダプタは握りやすくなるメリットがあるものの、プラスチック製のものだと指との摩擦音がしっかりノイズとして混じってしまいます。かなり慎重に構えても、とっさの動きで少し揺れるだけでノイズが鳴ることも良くあることです。
そこで、スポンジをかぶせることを思いつきました。スポンジはホームセンターで売っている筒状のスポンジを適当な長さに切って装着します。
どれくらいノイズが軽減されるか、違いを聴き比べ!
それではどれくらいハンドリングノイズが軽減されるかこちらの動画で聴き比べてみましょう!動画ではハンドリングノイズ対策をする前と、対策後の音声が聴き比べできます。なお、動画内の音声はハンディレコーダーの音声で、カメラの音声はミュートしています。
聴き比べは下記の動画で聴くことができます。(約1分26秒の動画)
いかがだったでしょうか?スポンジをつけるだけでかなりノイズが軽減されましたよね。動画ではZOOMのマイククリップアダプタを使用していますが、手に入りやすい価格なのでお持ちでない方はおススメです。また、単純にマイクスタンドにも装着できるメリットも大きいです。マイクを固定したり、角度を固定できたり可能ですので大変役立ちます。
スポンジと併用して是非お試しくださいね!
効果音メモ
ハンディレコーダーではなくマイクそのものを構える場合、ショックマウントと呼ばれる振動から隔離されるアクセサリーがよく使われます。
OGAWA SOUND:小川